ぎっくり腰で退職初日を迎えて、気づけばダラダラと2週間以上が過ぎた。
それなりに動いたつもりでも、当初やろうと思っていたことは何ひとつ形にできていない。
今日は朝からAIと相談しながらマネタイズ活動を再開。
大まかな手順を洗い出して、ようやくほんの少しだけ着手できた。
その後は、以前から約束していた友達の美容院へ。
思い切ってベリーショートに。こんなに短くしたのは中学以来だろうか。
シャンプー後の水切れの良さもあって、妙にスッキリ。
自分の中で「節目」を迎えたように感じた。
帰宅後、再び作業に戻っていると友達から飲みの誘い。
普段は家飲みをしないが、誘われればアルコール解禁。ありがたく出かけた。
帰宅前にふらっと寄った古本屋で、一冊のタイトルが目に入る。
万城目学『鹿男あをによし』。価格は80円。即購入。
この作品を最初に知ったのは2015年。
当時勤め始めた会社の社長に教えられて見たドラマ版だった。
日記を遡ると、ちょうど2015年8月16日にツタヤで借りていたことが判明。
――そして今日、10年の時を経て偶然その小説版と出会った。
その間に、親友を事故で亡くし、父を看取り、母の介護に追われ、借金にもまみれた。
ツタヤは潰れ、俺は会社を辞めることになった。
まさかそんな未来が待っているとは、当時の俺は知るよしもなかった。
しかも本作に登場する「三角縁神獣鏡」の話を、偶然にも今日の飲みの席でしていたばかりだ。
これは何かの暗示なのかもしれない。
『鹿男あをによし』は、大地震を未然に防ぐために現代人が神の儀式を担う物語だ。
その“大地震”は、この世界で起きるのか、それとも俺自身の人生で起きるのか。
――いずれにしても、気を引き締めて歩んでいこうと思う。

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